アサヒキャスター塗り

今日の活動

中間試験が終わった6月中旬から8月の燃焼実験に向けての準備が始まりました。

今日は、炉の中釜の高温に晒される部分にアサヒキャスターという耐火性セメントを塗り終わりました。

粘土状になっているので、垂れないように1/3だけ塗って1週間乾かす作業を3回繰り返しました。

次週からは送風機の製作が始まります。

説明

アサヒキャスターとは?

耐火性の骨材(アスファルト等を作るための砂や砂利)とアルミナセメントを配合したキャスタブル耐火物(耐火コンクリートともいう)です。

水と混ぜてこねると粘土状になり、写真のように塗ることによって強度と耐火性が得られます。

なぜアサヒキャスターを塗る?

操業時、炉内温度は1300℃を超える高温になります。

写真を見てください。アサヒキャスターが塗られているのは中釜の下部分で、この部分は特に高温になります。

長時間に及ぶ操業で高温に晒され続けると中釜が劣化してしまいます。

それを防ぐために中釜の高温部分にアサヒキャスターを塗り、中釜を熱から守ります。


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